協調性

最近は組織づくりや経営よりも、PdM的な動きが多いフジイです。こんにちは。

それはそれとして、もう少しブログを更新できるようにしたいので今日はリハビリ的に組織づくり・会社経営ネタの軽いやつを書きます。

 

『ビジョナリー・カンパニーZERO』を読んでいたら、こんな一節があってめちゃめちゃ共感した、という話です。

社内に派閥や緊張関係があるときには、「橋渡し役」になろうなどと考えてはいけない。橋渡しをする代わりに、すべての派閥を一室に集め、問題を直接話し合ってもらうべきだ。
どんな会社にも、自分で直接問題を解決しようとせず、不満があると母親か父親のところに走ってくる子供のような態度をとる社員はいる。そのような行動を助長してはならない。
 

これ、めちゃめちゃ重要だなと思うのですね。

組織が固まっていない少人数のときにマネジメントや経営者がやってしまいがちな人間的な過ちに対して注意を促しています。

 

ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

作者:ジム・コリンズ,ビル・ラジアー
日経BP
Amazon
 

余談ですがこの本。ちょっと経緯がややしこしいのですが、スタートアップや中小企業が「偉大な企業」になるために必要なことを解説している名著ビジョナリー・カンパニーシリーズより前に書かれていた(ビジョナリーカンパニーの原典的な)『ビヨンド・アントレプレナーシップ』という本があって、それが2020年に『Beyond Entrepreneurship 2.0』という名前で改訂版が出たのです。

その2.0の日本語訳がこの『ビジョナリー・カンパニーZERO』です。日本だとビジョナリーカンパニーシリーズっぽい名前にした方が売れるから、この名前なんですかね。

 

さて、話は戻りますが「自分で直接問題を解決しようとせず、不満があると母親か父親のところに走ってくる子供 のような態度をとる社員はいる」というの、あるなーあるあるあるあるある(ある×1000)と思ってしまいました。