沖縄の琉球張り子

 

 

琉球張り子とは?

張り子というのは、誰もが知っている工芸品です。全国各地にそれぞれの特色を持った張り子が存在します。沖縄の琉球張り子はそのひとつと言えるでしょう。もともと琉球張り子は琉球王国時代から作られていました。その歴史は古いのです。かつては旧暦の5月4日のユッカヌヒーという伝統行事に開かれた玩具市で売られていました。ただ、その後、ブリキのおもちゃなどが出てくるようになり、衰退していきました。その中でもしっかりと伝統は受け継がれており、数は少ないものの琉球張り子の作家さんも活躍しています。

 

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ゆるキャラのような可愛らしさがクセになる

琉球張り子は沖縄らしい色彩も素敵なのですが、ゆるキャラのような可愛らしさも大きな魅力となっています。実際になんとも言えないゆるい雰囲気をまとっているものが多く、見ているだけで癒されます。伝統の琉球張り子を守りつつも、新しい作品を生み出している作家さんもいますので、伝統工芸という言葉の響きから受けるような古くささというのはないかと思います。自分用のお土産としてはもちろん、大切な誰かへのお土産にしてもいいかもしれません。琉球張り子は人を優しい気持ちにしてくれます。